Macintosh LC2009/11/29 17:12

生まれて初めて買ったパソコンが Macintosh LC だった。特別にパソコンが必要な訳ではなかったが、Mac を選んだ理由は割と単純だった。
当時、僕は仕事で Windows マシンを使っていて、「会社で Windows 使っているのに、家に帰ってまで Windows でもあるまい。Mac も安くなってきたことだし、、、」みたいな理由だった。LC を選んだ理由も手の届く範囲でカラー表示できるマシン (一応、SI や SE/30 も候補に挙げていたような気がする) という、CPU のスペックなんかはあまり考えなかった。で、購入当初のスペックは次のようなものになった。
  Macintosh LC
    CPU : 68020 (16MHz)
    HDD : 100M byte
    RAM : 4M byte
    VRAM : 512K byte
これに、モニタやカラープリンタ (HP の DeskWriter C)、その他こまごまとしたものをまとめて買った。まぁ、特に目的があって買った訳ではないのでスペックに特別な不満があった訳ではなかったが、VRAM を 512K に拡張しても 640×480 で 256 色しか表示できなかったので、ムフフな写真とかがきれいに表示できず悲しい思いをしていた。
その後このマシンは様々なパワーアップをされていくことになり、最終的には次のようなスベックになっていたと思う。
    CPU : 68020 (16MHz) -> DayStar PowerCache 搭載
    HDD : 100M byte
    RAM : 4M byte -> 8M に拡張
    VRAM : 512K byte
    外付けで CD-300 追加
Day Star の Power Cache は値段も高かったが、スピードもかなりアップしていたような気がする。
このマシンは人に譲ってしまったので、手元にないのだが、色々な残骸だけは残っている。例えば、8M に拡張する前に付いていた RAM とか、512K に拡張する前の VRAM とか、おもしろいところでは、LC コプロ (数値演算コプロセッサ) がある。これは、トリスタンというピンボールゲームをするために買ったもので、購入価格は覚えていないが2〜3万円位はしたのではないだろうか、何とも馬鹿な話である。