燃やしてみたぜ!![iBook G3]2010/01/25 22:22

とりあえず、グラフィックチップを「押さえつける」方法で、OS のインストールまではできた iBook であるが、5 分位使うと画面がちらついた後、フリーズしてしまう。
押さえつける方法などを色々と考えてはみたが、根本的な解決になっているとは考えにくいので、ここは一発、燃やしてみることにした。燃やすにしても一番の問題は何を燃やせばよいかということなのだが、今回は冬場でちょうどよく家に灯油があるので、これをボロ布にしみこませて燃やすことにした。
つぎに燃やすためのトレーであるが、100 円ショップを物色してこのような物を買ってきた。


本当はアルミ製のカップみたいのものがよかったのだが、大きさ的にちょうどよい物がみつからず、写真のような金属の缶にした。

とりあえず、必要な物はそろったので、まずは分解

この写真の赤丸の部分が、前回「押さえつける」方法で対処した部分


2 枚のアルミパネル (大きさが違うのは、ご愛敬ということで、、、) をアルミホイルでくるんでビニールテープで貼り付けただけである。


この部分にグラフィックチップがある。


黄色いサーマルパットをはがす


なお、このサーマルパットは、相当上手にはがさないと再利用できなさそうである。俺の場合ももちろん再利用できるように上手にはがせるわけもないので、このような物を買ってきて貼ることにした。


それから分解の程度であるが、今回は「燃やす」事が目的なので、他の部品になるべく影響しないようにハードディスクはもちろんのこと、CD-ROM/DVD COMBO ドライブまではずした。

さて、いよいよ燃やす準備にはいる。なるべく他の部分に影響しないように燃やすのに関係ない部分をアルミホイルでガード


で、燃やす。


だいたい何分位燃やしたらよいかわからなかったが、Youtube のビデオ (http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=W4Coozv2DdE) とか見ると、「まあ、2~3 分位じゃなかろうか」とみて燃やした。

とりあえず、仮組みして電源を入れると起動はしたので、そのまま組み立て直して使い始めたが、やはり 5 分位で画面がちらついた後、フリーズしてしまった。
仕方がないので、前回使ったアルミパネルを 1 枚アルミホイルでくるんで「(効果のない) 燃やす」+「押さえつける」方法でやってみることにした。

それから、このジャンク iBook には、ゴム足がなく、「押さえつける」方法でグラフィックチップを押さえつけると、ちょうどその部分がふくれてしまいチップに変に力がかかってしまうので、そこら辺にあったゴム足を代わりに貼り付けた(たぶん、バブかルータのゴム足だと思う)。


このように色々な (根拠のない) 手を尽くしたわけであるが、今のところ、わりと順調に動いている。ハードな使い方をしたわけではないが、

・いくつかのユーティリティとかアプリケーションをインストールしてみたり
・いつも見ている Web や blog を巡回
・mp3 を 1 時間位鳴らしてみたり
・ただ、ほっとていみたり

のようなことをして、特に問題もなさそうなので、いいんじゃなかろうかと思っている。

ただし、筐体の膨らんだあたりを強く揉んだり、押さえつけたりするとやはりフリーズしてしまう。「燃やす」方法が有効だったというより、うまく「押さえつけられた」というのが、正しいんだと思う。

でも普通に使っている分 (筐体の裏から押したり、揉んだりは普通はしないと思うので) には、問題もなさそうなので、この iBook の修理はこれで終わりにしようと思うが、とりあえず今回の反省点

・燃やした日が寒くて風もある日だったので、チップに十分熱が伝わらなかったようだ
・次に燃やすときがきたら、暖かく風のない日がよいと思う
・灯油は、あまり熱くならないような気がするので、別のものを燃やした方がいいかも、固形燃料とか
・Youtubu に C クランプで挟んで C クランプをトーチで熱しているものがあったが (http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=eT_xuSI-gDw) こんどは、これがいいんじゃないかと思う
・この iBook の故障とは関係ないが、ひどくうるさいハードディスクを付けてしまい後悔している


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