その後の[iBook G3]2010/01/18 22:29

先日入手した iBook であるが (入手したときのブログはここ) やはり一筋縄ではいかない代物だった。

とりあえず、分解してハードディスクを取り付け、簡単に動作確認して (といっても、インストール CD からブートして、取り付けたハードディスクが見えることを確認しただけ)、組み立てた後、OS のインストールを行ったのであるが、インストールの途中で画面表示が乱れた後、フリーズしてしまった。
この現象を見て、はっはぁ~ん (ついに来たか!!)、これはひょっとして「iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム」の現象ではなかろうかと、、、要するにグラフィックチップの半田不良 (らしい)。

修理方法は

・燃やす (→http://www.youtube.com/watch?v=W4Coozv2DdE&feature=fvw)
・押さえつける (→http://apap.co4.jp/modules/wordpress/2007/11/16/5017/)

の 2 種類あるらしい、「燃やす」っていう荒技が良さそうではあるが、面倒だし、なにしろ何を燃やせばよいかわからなかったので、とりあえず今回は「押さえつける」方法でいくことにした。

最初は上のサイトのやり方と同じように、1 円玉を使ったのだが、あまりうまくいかなかった (すぐに同じ現象が発生して、フリーズした) ので、少し大きめの板でグラフィックチップ全体を均一に押さえつけられるように、1mm 厚のアルミパネルを適当な大きさに切ったものを 2 枚使って押さえつけた。1 円玉がアルミパネルになったのと、1 枚が 2 枚になっただけで、違いはない

で、OS のインストールまではとりあえず完了した


でも、やはりしばらく使っているとフリーズしてしまう。1 度目はシステムのアップデート中にフリーズした。まだ、調べきっているわけではないが、どーも暖まってくるとよくないようだ。

ちょっと、燃やしてみたい気もするので、何を燃やすか少し考えてみたいと思っている。

ちなみに、iBook は去年の 11 月位から連続して入手しており、この iBook が 3 台目である


1 台目はスーパーキャパシタ不良で、これを交換してなおした。
2 台目はロジックボード等に故障はなく単にハードディスクが壊れていただけなので、これを交換して完了
そして 3 台目にして、初の「iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム」の iBook となった。

僕が調べたところ iBook のジャンクはだいたい

・スーパーキャパシタ不良
・LCD ケーブル切断
・グラフィックチップの半田不良

というのが多いみたいだ。「スーパーキャパシタ不良」や「LCD ケーブル切断」は、交換したりつなぎなおしたりできるのでいいのだが、今回の iBook のように「グラフィックチップの半田不良」は、僕には根本的に直せないので、本当は手を出さない方がいいのだが、手に入れてみないと不良箇所がわからないので、「もう iBook はやめようかなぁ~」などと思っている。
が、本当にやめるかどうかは本人にも謎である。(iBook はやめて PowerBook にしようとか、本末転倒なことを考えてはいるが、、、)